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想い出甲子園-高校野球名勝負
球史を彩る高校野球名勝負の想い出を語りましょう
平成5年高校野球選手権1回戦
※平成5年高校野球選手権1回戦(8月11日)
東 北
000000001000=1
010000000001=2
智弁和歌山
 (東)佐藤真-高橋康
 (智)有木、松野-井口
  ▽本塁打 有木(智)
  ▽三塁打 只野(東)
  ▽二塁打 渡辺(東) 武内、狗巻、松野(智)

 智弁和歌山甲子園初勝利
 智弁和歌山は12回、安打の井口をバントで送り、松野の左中間二塁打でサヨナラ勝ち。有木は2回の先制アーチ、9回途中まで4安打の力投と投打にわたり活躍した。
 智弁和歌山にとって甲子園春夏6回目の出場での念願の初勝利であった。これをきっかけに翌年のセンバツ初優勝、その後は優勝争いの常連となっていった。
平成5年選抜高校野球大会2回戦
※平成5年選抜高校野球大会2回戦(3月29日)
横 浜
1000001010=3
0000102001=4
上 宮
 (横)白坂(9.1)-高橋
 (上)牧野-松久
  ▽三塁打 岡田(上)
  ▽二塁打 武井、平馬、斉藤(横) 黒川(上)

 上宮、優勝候補を倒し一気に頂点へ
 追いつ追われつの熱戦は延長10回裏、無死満塁のチャンスにキャプテン黒川がレフト前に鮮やかなサヨナラ打。前評判の高かった横浜を倒した上宮は背番号9の牧野の好投で勝ち進み悲願の初優勝を遂げた。


平成4年高校野球選手権1回戦
平成4年高校野球選手権1回戦(8月10日)
 桐蔭学園 100100101000=4
 沖縄尚学 101000011001=5
  (桐)木下、高橋-深田
  (沖)東山-上原
   ▽三塁打 横川(桐)
   ▽二塁打 高橋、後藤、副島(桐) 大城(沖)
 白熱のシーソーゲーム
  7回に勝ち越した桐蔭学園は8回から高橋由伸をマウンドに送るが沖縄尚学は3安打で同点とした。9回表に勝ち越しを許すが、その裏、二死3塁から大城の二塁打で追いつき延長に入った。
  12回裏、二死1・2塁で宜保の右前打は本塁悪送球を誘いサヨナラ勝ち。

平成3年高校野球選手権3回戦
※平成3年高校野球選手権3回戦(8月18日)
四日市工
0000300000000000=3
0000003000000001=4
松商学園
 (四)井手元-中村
 (松)上田-辻
  ▽本塁打 河本(四)
  ▽二塁打 西山(四) 二村(松)

 痛恨のデッドボール押し出し
 人気の上田に激しく対抗心を燃やした井手元は16三振を奪う力投で立ち向かった。延長16回裏は満塁策をとり上田と勝負、しかしその1球目が上田の右肩を直撃し残酷な幕切れとなった。
 上田は16回207球を投げたうえ死球を受け、翌日は本来のピッチングができず星稜に敗れたが松井秀喜からは2三振を奪った。
平成2年高校野球選手権決勝戦
平成2年高校野球選手権決勝戦(8月21日)
 天  理
 000100000=1
 000000000=0
 沖縄水産
  (天)南-柴田
  (沖)神谷-中村
   ▽二塁打 小竹(天) 大城剛、屋良(沖)
 悲願の全国制覇へ1歩及ばず
 4回に天理は死球のあと小竹の二塁打で2・3塁とし、中犠飛で先制。沖縄水産は序盤から積極的に攻め何度もチャンスを作るがあと1本が出ない。
 9回裏、二塁打の大城を置き、横峯の放った打球はレフトポール際へのライナー、誰もが抜けたと思ったが小竹が飛びつきゲームセット。
 沖縄水産は翌年も決勝に進出したが大阪桐蔭に敗れた。

平成元年センバツ決勝
※平成元年センバツ決勝(4月5日)
上 宮0000100001=2
東 邦0000100002=3
 (上)宮田-塩路
 (東)山田-原

昭和54年高校野球選手権3回戦
※昭和54年高校野球選手権3回戦(8月16日)
 星  稜000100000001000100=3
 箕  島000100000001000101=4
  (星)堅田(17.1)-川井
  (箕)石井-嶋田
   ▽本塁打 嶋田、森川(箕)

 高校野球史上最高の試合と言われる名勝負の中の名勝負。
 延長12回表に上野山のトンネルで勝ち越すもその裏に嶋田が狙い打ちの同点アーチ。延長14回裏にはサヨナラのチャンスを隠し球で逃す。延長16回表、主将山下が勝ち越しタイムリー。しかし、16回裏二死で1塁手がファウルフライ落球の直後、森川が放った高校初めてのホームランで同点。
 引き分け直前の延長18回裏、1死1・2塁から上野のサヨナラヒットで大熱戦に終止符を打った。


昭和48年高校野球選手権2回戦
※昭和48年高校野球選手権2回戦(8月16日)
 作新学院000000000000=0
 銚子商業000000000001=1
  (作)江川-小倉
  (銚)土屋-木川

怪物江川散る
 この試合は雨が降り続き江川はなかなか調子が上がらない。作新の貧打戦では好投手の土屋を打ち込むこともできず(わずか4安打)、無得点のまま延長に突入した。
 延長12回、一死1・3塁となり満塁策を選んだ。打者長谷川はバントの構えでスクイズをちらつかせながらボールカウント
を2-3とした。運命の1球は顔面近くの完全なボール。なんと押し出しで江川は散った。12回を投げ11安打を浴び、奪三振はわずかに9。
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